社長メッセージ

2013年 春のリニューアルにあたって

コーティングメディア 前代表取締役

故 青木 美津好

 前回は2008年4月に全面リニューアルを行い、今回5年振りのリニューアルとなりました。この間、多くの方々に閲覧頂き大変感謝しております。

 振り返りますとこの5年間は2008年のリーマンショック、2011年の大震災、更に未だに尾を引く欧州債務危機とまさしく激変というにふさわしいショックであり、奇しくも米・日・欧の3極、いわば先進資本主義の地域で起きております。
また昨今のアベノミクスによる金融の緩和政策(デフレ脱却)もグローバル経済の中で、どこまで効力を発揮するのか。既に20世紀型の古い仕組みでは立ち行かない状況にあることは自明で、新しい仕組みが求められているように思います。

 それはこの業界においても同様であり、かつてのボリュームゾーンがなくなっているにも関わらず、過去の仕組みを維持、機能させようとするから矛盾が生じるのであって、考え方を改める必要があります。"いつの時代になっても塗料は無くならない"と多くの方がいっていました。それは一面では的を得ていますが、しかし素材の変革や価格競争の中で、そんなことが言い切れるのか。また塗料・塗装の使用価値とは何なのか、一体誰がお客さんなのか(誰がお金を払ってくれるのか)、更に塗料・塗装が(生活者の)生活を豊かにするのか。

 当たり前のことかも知れませんが、その当たり前のことに対する解を求め、試行錯誤しながらもそこから新しい塗料のあり方を見出していくしかないのです。社会の仕組みが大きく変わろうとしています。いまと同じことを続ける限り、市場規模に応じた僅かの企業が生き残るでしょうが、業界という枠組みはなくなります。その時、我々はどうするのか。

 既に業界新聞の存亡が極めて怪しくなっています。新聞社として何が出来るのか、我々自身でその解を見出していく必要があります。これからいろんな企業とコラボレーションを図り、新しいビジネス創造に向け、取り組んでいくことになると思いますが、情報の収集能力、発信力、企画力を活かし、皆様方に貢献できる業界新聞を目指していきたいと考えております。
今後ともよろしくお願いします。

2013.3.25

青木美津好は去る6月20日、かねてより病気療養中のところ逝去いたしました。
故人に代り、生前のご厚誼を賜りましたこと、深く感謝申し上げます。


後任については改めてこの場を借りてご案内させていただきます。
今後とも倍旧のお引き立て賜りますようお願い申し上げます。

2013.7.12

コーティングメディア 近藤 亮吉